docs: リンク切れと構成変更に追従していない参照の解消

概要

docs/ 配下のリンク切れを網羅的に検出し,参照先を修正した. mkdocs build --clean の WARNING を 18 件から 0 件にする.

Closes #32 (closed)

変更内容

コミットは誤りの性質ごとに分割してある.

1. 相対パスの階層ずれ・綴り誤りの修正(13 リンク / 7 ファイル)

ファイル 修正前 修正後
build_guide/gpu_build.ja.md ../execution_guide/index.ja.md ../execution_guide/overview/01_flow.ja.md
coding_guide/01_element_taxonomy.{ja,en}.md 09_element_advanced.* 他 3 件 ../theory/discretization/…
coding_guide/01_element_taxonomy.{ja,en}.md ../../functions_reference/02_element.* ../functions_reference/…
execution_guide/tutorial_01/01_overview.ja.md ../functions_reference/… 2 件 ../../functions_reference/…
functions_reference/10_partition.ja.md part/partiton.ja.md 2 件 part/partition.ja.md(綴り誤り)
theory/solution_methods/06_geometric_bc.{ja,en}.md 04_external_force_and_assembly.* ../discretization/04_external_force_and_assembly.*

2. 分割された章への参照の張り替え(4 リンク)

governing/01_continuum_mechanics は 01a_kinematics / 01b_stress_balance / 01c_virtual_work / 01d_incremental_analysis に分割済みのため,リンク元の文脈に 対応する後継章へ振り直した.リンクラベルも新しいページタイトルに合わせている.

  • notation/01_tensor_notation.ja → 01b_stress_balance(同じ関連項目リストに 01a・01c が既出)
  • constitutive/01_linear_elastic.ja → 01a_kinematics(変形勾配・ひずみ)
  • appendix_static_linear.ja → 01a_kinematics(有限変形の一般論)
  • governing/01c_virtual_work.en → 01d_incremental_analysis(01a・01b は既出)

3. 画像リンクの修正(5 リンク)

mkdocs build の WARNING には現れないため,別途パスの実在を走査して検出した.

  • examples/tutorial_02.{ja,en} — ミーゼス応力の図が「画像が見つからない」として コメントアウトされていた.FrontISTR_manual からの移行時に漏れていた tutorial02_02.png を追加し,セクション相対パス(image/)で復帰させた
  • execution_guide/overview/01_flow.en → analysis01_01.en.png(言語別画像)
  • keyword_reference/cnt/orientation.{ja,en} → analysis05_02.{ja,en}.png(同上)

4. 日本語見出しアンカーの有効化とアンカーリンクの修正

mkdocs.yml の toc に slugify を設定し,日本語見出しがそのままアンカー ID に なるようにした.これにより無効だったアンカーリンク 7 件が解決する.

  - toc:
      permalink: true
      slugify: !!python/object/apply:pymdownx.slugs.slugify
        kwds:
          case: lower

併せて,従来の自動生成 ID に依存していた 3 リンクを見出し名ベースに書き換えた.

  • functions_reference/02_element.ja — #_8 → #オーバーラップ深さ
  • functions_reference/10_partition.ja — #1341 → #四面体1次要素341
  • build_guide/gpu_build.ja — #gpu → #gpu-を用いたビルド

影響範囲の注意 この設定変更により,公開サイトの見出しアンカー URL が全ページで変わる. 外部から #_2 形式の URL でブックマーク・被リンクされている場合は無効になる.

5. 欠落していた英語版ページの追加

keyword_reference/cnt/write_visual.ja.md には英語版が無く,英語ビルドでは i18n の フォールバックにより日本語ページが配信されるため,その visualization/visual.ja.md リンクが解決していなかった.同じく英語版が欠けていた write_result.ja.md と併せて 英語版ページを追加した.

FrontISTR_manual における両ファイルの記述内容は貧弱だったため,欠損ファイルを新規作成 するにあたっては,旧マニュアルの文面をそのまま転記するのではなく,日本語版を基に記述も 作り直している.

6. Scope / Memo メタ情報内の古い章参照の更新(9 ファイル / 15 行)

Scope / Memo は改版時の検証に使うメタ情報であり,「〜を参照」「〜へ委ねる」という 前方参照が実在しない章を指したままでは役割を果たさない.参照先が現存しないものを 後継章に更新した.

  • discretization/02_element_formulations → discretization/08_element_solid
  • governing/01_continuum_mechanics → governing/01a_kinematics
  • solution_methods/01_static_nonlinear / 01d_newton_raphson / 01b_total_lagrange / 01c_updated_lagrange → solution_methods/01_newton_raphson・01b_convergence
  • solution_methods/01a_incremental_framework → governing/01d_incremental_analysis
  • discretization/01_weak_form_and_fem → 01_shape_functions・05_numerical_integration・ 04_external_force_and_assembly

「旧 material/01_material.ja.md から移植」「移植元: …」のように,内容の由来を記録した 記述は経緯の記録として意図的に残している.

7. 同階層リンクの冗長な接頭辞の除去(4 リンク)

06_geometric_bc が solution_methods/ へ移動した際に残った ../solution_methods/ を 除去し,他ページと同じくファイル名のみの参照に揃えた.

8. 言語サフィックスなしのリンクの修正(10 リンク / 5 章)

examples/ の 5 章が,姉妹章を tutorial_NN.md の形で参照していた.i18n プラグインが ビルド時に解決するため公開サイト上では正しく動作するが,その名前のファイルはリポジトリに 存在しないため,Markdown を直接読む経路(リポジトリブラウザ・エディタのプレビュー・ ローカルの Markdown ツール)ではリンクが切れている.CONTRIBUTING.md「相互参照」でも 言語サフィックス付きの記法を定めている.

  • examples/tutorial_05 / tutorial_07 / tutorial_08(ja/en)→ tutorial_03.{ja,en}.md
  • examples/tutorial_13(ja/en)→ tutorial_12.{ja,en}.md
  • examples/tutorial_15(ja/en)→ tutorial_04.{ja,en}.md

公開サイトへの影響は無い.日本語ビルド・英語ビルドのいずれでも,生成される リンク先は従来どおり tutorial_NN.html である.

検証方法と結果

mkdocs.yml の複製に validation.links を追加した一時設定でビルドし, .md リンク・アンカー・未認識リンクをすべて WARNING として検出させた (一時設定ファイルはコミットしていない).

validation:
  links:
    anchors: warn
    absolute_links: warn
    unrecognized_links: warn
検証 修正前 修正後
mkdocs build --clean WARNING 18 件 0 件
同(上記 validation 付き) WARNING 25 件 0 件
python3 tools/check_style.py 0 errors, 32 warnings 0 errors, 32 warnings(増減なし)
画像リンクの実在(357 件走査) 欠損 5 件 欠損 0 件
DeprecationWarning — 0 件

check_style.py の 32 件の warning は,メタ情報コメント欠落など本 MR と無関係な既存分であり, 着手時から増減していない.

レビューにあたって

  • 「2. 分割された章への参照の張り替え」は,分割前の 1 ページに対して後継が複数あるため, リンク元の文脈からの判断が入っている.振り先が意図と合っているかご確認いただきたい.
  • 「4. 日本語見出しアンカーの有効化」は mkdocs.yml の挙動変更であり,公開サイトの アンカー URL が変わる.採否のご判断をいただきたい.
Edited by Kanato Kono

Merge request reports

Loading
Loading