並列接触解析における領域をまたがる滑り
- 現在の並列接触(ParaCon)では、マスター面の要素を内部要素として持つ領域でのみ接触判定をしている
- 内部要素はオーバーラップがないので、マスター面は全体で一度だけ考慮される
- スレーブ節点が領域をまたがって滑った場合、新たに接触が発生した領域では、元々滑っていたという情報がないので、新たな固着として判定されてしまう
- 継続的に滑りとして計算を進めるためには、何らかの対処が必要
- 考えられる対策
- 袖領域の要素について、両側で(オーバーラップさせて)計算
- 滑りの前後の領域で情報を通信する