2box_tet_fric 系テストの摩擦係数が 0 になっており nofric と重複している

問題

tests/ 配下の摩擦接触テスト 2box_tet_fric 系 5 ケースは、名前に反して !CONTACT データ行の摩擦係数が 0.0 のまま登録されています。

  • tests/with_mumps/contact_slag_mumps/2box_tet_fric.cnt
  • tests/with_mkl/contact_slag_mkl/2box_tet_fric_mkl.cnt
  • tests/analysis/interaction/contact_slag_iter/2box_tet_fric_iter.cnt
  • tests/analysis/interaction/contact_alag_iter/2box_tet_fric_iter.cnt
  • tests/with_ml/contact_slag_iter_ml/2box_tet_fric_iter.cnt

このうち contact_slag_mumps・contact_slag_mkl・contact_alag_iter の 3 ケースは、対応する 2box_tet_nofric と cnt・msh・res がすべて完全同一の重複テストになっています(contact_slag_iter・contact_slag_iter_ml の 2 ケースも線形ソルバー指定以外は同一で、物理的には同じ問題です)。このため、四面体要素×摩擦接触の組み合わせは実際には一度もテストされていません。摩擦計算に退行があってもこれらのテストでは検出できない状態です。

なお、μ=0 の「fric」名ケースは上記 5 件のみで、他の fric 系テスト(2box_hex_fric 等)はすべて μ>0 が設定されています。

修正案

  • 摩擦係数を 2box_hex_fric 系と同じ 0.3 に修正し、参照結果を tests/create_reference.sh で再生成する
  • contact_alag_iter の当該ケースは nofric コピー由来の METHOD=CG のままでは、摩擦による剛性行列の非対称化で 2 プロセス実行時に線形ソルバーが収束しないため、同ディレクトリの 2box_hex_fric_iter と同じ BiCGSTAB に変更する

修正 MR を用意しています。