解析途中でのDirichlet境界条件の変更・追加について
現在の実装では、Dirichlet境界条件は「当該ステップにおける変位量を規定するもの」となっているようである。(マニュアルには明記されていない。)
この場合、最初のステップで1だけ変形させて、次のステップで元の位置(変位0まで)まで押し戻すような場合、2ステップ目では変位拘束を(0ではなく)-1とする必要がある。
また、直前のステップまでフリーだった自由度を、次のステップで拘束したい場合、直前のステップ終了時点での変位が未知なため、変位量の指定が事実上不可能である。
Dirichlet境界条件は、「初期配置からの変位量を規定するもの」とした方が、フリーからの拘束も可能となり、使いやすい。